揺れる国際秩序と戦争の時代 ロシアのウクライナ侵攻が示す世界の対立構造と未来への課題
2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、第二次世界大戦以降で最大規模の軍事衝突の一つとなり、世界の政治・安全保障の構図を根底から揺るがせている。国際社会は経済制裁や軍事支援、人道支援などで対応しているが、ロシアと欧米諸国の対立は長期化し、新冷戦とも呼ばれる地政学的緊張が鮮明となっている。また、エネルギーや食料供給の不安定化など、戦争の影響は欧州を越え、世界経済全体にも広がっている。 一方で、この侵攻は「力による現状変更」を容認しないという国際ルールの重要性を改めて浮き彫りにした。国連による紛争解決能力の限界や、NATOの役割、核抑止の是非、各国の防衛政策の見直しなど、多くの論点が国際政治の中心に浮上している。さらに、中国、インド、中東諸国などが自国の利益を重視しながら独自の外交戦略を取る姿は、世界秩序が一極支配から多極化へ移行しつつあることを示している。 ロシア・ウクライナ戦争は、単なる地域紛争にとどまらず、国際社会が抱える構造的課題を映し出す鏡である。本書では、この戦争の背景や各国の思惑、国際政治の動向を平易に解説し、世界で今、何が起きているのかを読み解く
2026年7月6日月曜日
軍備の地図―世界の安全保障を読み解く 国家の防衛力と国際関係をめぐる現在地: 🚀【2026年最新】中国が太平洋へミサイル発射実験|過去の実施回数・JL-3の性能・日本や各国の反...
2026年5月27日水曜日
⚡ロシア軍の戦死者「50万人規模」か ウクライナとの損失差に注目 ドローン戦が激化
🪖ロシア軍に深刻打撃…戦死者50万人近く “ドローン戦争”で被害拡大か
絵文字入りリライト
🇷🇺ロシア軍の戦死者が50万人近くに上っていると、イギリスの情報機関が明らかにしました。
イギリスのGCHQ(政府通信本部)のキース・バトラー長官は27日の演説で、2022年2月の
ウクライナ全面侵攻以降、「約50万人のロシア兵が死亡した」と説明。📉
さらに、「これはプーチン政権が戦場で後退を余儀なくされている証拠だ」と指摘しました。
🇺🇦一方、ウクライナ側の戦死者について、ゼレンスキー大統領は今年2月時点で約5万5000人
と公表。
ただし、アメリカのシンクタンク「CSIS」は、去年12月までに10万〜14万人が死亡した可能性
があると分析しています。
⚔️ゼレンスキー氏は今年3月、ロシア軍の死傷者数について「1カ月あたり3万〜3万5000人規模」
と説明。
ウクライナ側との損失比率は「1対8」だと述べました。
🛸特にドローン攻撃の影響が大きく、今年3月だけで3万5000人以上が死傷。
全面侵攻開始以降、最も高い水準になったとしています。
🔥長期化する戦争のなかで、“ドローン戦争”が被害拡大の大きな要因になっている形です。
2026年3月21日土曜日
トランプ・2で世界はどうなる?関税・戦争・貧困への影響をわかりやすく解説
トランプ氏の政策は世界をどう変えるのか
ドナルド・トランプ前・第47代アメリカ大統領の動きが、再び世界の注目を集めています。
第1期政権から掲げてきた「アメリカ第一主義」は、第2期政権(2025年1月〜)でも続くと
みられ、その影響はアメリカ国内だけでなく世界全体に広がる可能性があります。
強い関税政策や自国優先の外交は、一部では国内産業を守ると評価される一方で、国際
社会に混乱をもたらすとの懸念も少なくありません。特に、経済的に弱い国や人々への
影響が心配されています。
関税強化で起きる「見えない貧困」
トランプ氏は、貿易相手国に対して高い関税を課すことで交渉を有利に進める姿勢をと
ってきました。いわゆる「貿易戦争」です。
しかし、この影響を最も強く受けるのは、実は大国ではなく途上国の人々です。
輸出に頼る国では、関税が上がると仕事が減り、収入が下がり、生活が苦しくなります。
工場の閉鎖や雇用の減少が起きれば、貧困は一気に広がります。
さらに、対外援助の縮小や気候変動対策からの離脱が進めば、災害や食料不足に弱い国々
はより深刻な状況に追い込まれる可能性があります。
戦争や紛争への影響も無視できない
安全保障の面でも不安の声があります。
もしアメリカがNATO(北大西洋条約機構)への関与を弱めたり、ウクライナへの支援を
減らした場合、ロシアとの戦況が変化する可能性があります。これはヨーロッパ全体の不
安定化にもつながりかねません。
また、中東やイランに対しては強硬な姿勢をとる一方で、問題が解決しない場合には経済
制裁や高関税といった別の形の対立が生まれる可能性もあります。
つまり、軍事衝突だけでなく「経済による戦争」が広がる恐れもあるのです。
世界のルールが変わるかもしれない
これまでアメリカは、自由貿易や同盟関係を軸に世界の秩序を支えてきました。
しかし、自国優先の政策が強まれば、その仕組み自体が揺らぐことになります。結果として、
各国が自国の利益を最優先する動きが広がり、対立や分断が深まる可能性があります。
こうした一連の変化は「トランプ・ショック」と呼ばれることもあり、経済の不安定化や
格差の拡大を招く要因として警戒されています。
私たちの生活にも無関係ではない
遠い国の政治の話に思えるかもしれませんが、実は日本にも影響があります。
輸出入の価格、エネルギーコスト、為替、物価など、私たちの日常生活は世界経済と深く
つながっています。世界が不安定になれば、生活費の上昇や景気の悪化という形で跳ね返っ
てくる可能性があります。
まとめ:今後の世界はどこへ向かうのか
トランプ氏の政策には支持する人も多く、その効果を評価する声もあります。一方で、
国際社会や弱い立場の人々への影響を懸念する意見も根強くあります。
重要なのは、今後の政策が世界経済や安全保障、そして私たちの暮らしにどのような変化を
もたらすのかを冷静に見ていくことです。
これからの動き次第で、世界のルールそのものが大きく変わるかもしれません。
2026年2月28日土曜日
在韓米軍F16戦闘機が黄海で異例の単独訓練|中国防空識別圏付近で米中が一時緊張⚠️USFK F-16 Fighters Conduct Rare Training Near China’s ADIZ Over the Yellow Sea, Brief Standoff With Chinese Jets
✈️ 在韓米軍のF16戦闘機が、黄海上で異例の訓練を実施しました。
韓国紙・朝鮮日報などによると、在韓米軍のF16戦闘機およそ10機が2月18日、黄海上
の中国防空識別圏(ADIZ)付近で独自訓練を行いました。これに対し、中国側も戦闘機
を出撃させ、米中両軍が一時的ににらみ合う緊迫した状況となったと報じられています
⚠️。
📰 同紙は「両側の戦力が一時的に対峙(たいじ)する事態となった」と伝えました。
🇰🇷 今回の訓練には韓国空軍は参加しておらず、在韓米軍が中国のADIZ付近で単独訓練を
行うのは極めて異例です。背景には、中国を強くけん制する狙いがあったとみられています。
🛫 F16戦闘機は、ソウル近郊の京畿道・烏山基地を出発し、黄海上空で中国のADIZに接近。
その動きを受け、中国側も即座に戦闘機を発進させました。
📣 米側は訓練前に韓国側へ実施を通知していたものの、具体的な訓練内容や目的について
は説明がなかったとされています。韓国軍は訓練終了後、米側に対し懸念を伝えたということです。
🌏 米中間の軍事的緊張が続く中、今回の動きは東アジア情勢への影響も注目されています。
USFK F-16 Fighters Conduct Rare Training Near China’s
ADIZ Over the Yellow Sea, Brief Standoff With Chinese Jets
✈️ U.S. Forces Korea (USFK) F-16 fighter jets conducted an unusual independent training
exercise over the Yellow Sea near China’s Air Defense Identification Zone (ADIZ).
According to South Korean media outlets including The Chosun Ilbo, around 10 USFK F-16 fighter jets carried out training on February 18 in airspace close to China’s ADIZ over the Yellow Sea. In response, China scrambled its own
fighter aircraft, resulting in a temporary standoff between U.S. and Chinese forces, the report said ⚠️.
📰 The newspaper described the situation as one in which “military forces from both sides briefly confronted each other.”
🇰🇷 The South Korean Air Force did not participate in the exercise. It is considered highly unusual for USFK fighter jets to conduct independent training near China’s ADIZ, and the move is believed to have been intended as a show of deterrence toward China.
🛫 The F-16s departed from Osan Air Base in Gyeonggi Province, south of Seoul, and approached the edge of China’s ADIZ over the Yellow Sea. China responded
by launching fighter jets to monitor the activity.
📣 While the U.S. side notified South Korea in advance of the exercise, it did not provide details regarding the specific training plan or objectives. Following the exercise, the South Korean
military reportedly conveyed its concerns to the U.S. side.
🌏 Amid ongoing military tensions between the United States and China, the incident has
drawn attention for its potential implications for regional security in East Asia.
【緊迫中東情勢】バーレーン・UAEで爆発相次ぐ💥 イランが米軍基地へ報復攻撃か
🌍 中東の湾岸諸国で緊張が一気に高まっている。
中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、28日、バーレーンやアラブ首長国連邦(UAE)などで爆発が相次いだ。
2月28日(土)18:19配信
毎日新聞
🌍 中東の湾岸諸国で緊張が一気に高まっている。
中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、28日、バーレーンやアラブ首長国連邦(UAE)などで爆発が相次いだ。
🔥 米軍やイスラエルから攻撃を受けたイランが、報復として湾岸諸国にある米軍基地を
標的にした可能性が指摘されている。
📍 爆発が報告されたのは、バーレーンの首都マナマやUAEの首都アブダビ周辺。
バーレーンにある米海軍基地では黒煙が立ち上る様子が目撃されたという。
🚨 また、カタールの首都ドーハでは空襲警報が作動したと報じられ、地域全体に緊張が走った。
⚠️ イランはこれまでも、米軍などから攻撃を受けた場合、湾岸諸国に駐留する米軍基地を
報復の対象にすると警告
してきた。今回、爆発が伝えられた国々には、いずれも米軍が駐留している。
✍️(カイロ・金子淳)
2026年2月1日日曜日
ガザ停戦後も犠牲拡大|死者500人超に イスラエル軍攻撃続行、子どもや女性も犠牲
🕊️ 停戦後も続く攻撃、犠牲は止まらず
パレスチナ自治区ガザの保健当局は1月31日、イスラエル軍の攻撃により、同日未明以降に
新たに12人が死亡したと発表しました。これにより、
昨年10月に停戦が発効して以降の死者数は509人に達しました😔。
💥 ガザ全域で空爆、避難民も標的に
パレスチナ通信によると、ガザ全域で空爆が確認され、北部ガザ市ではアパートが攻撃を受けました。さらに、南部ハンユニスでは避難民が身を寄せていたテントが爆撃され、多くの犠牲者が出ています⛺️💣。
犠牲者の中には子どもや女性も含まれているということです。
⚠️ ハマス「明白な停戦合意違反」
イスラム組織ハマスは声明で、今回の攻撃について**「明白な停戦合意違反だ」**と強く
非難しました。
🇺🇸 米国などの仲介国に対し、イスラエルに停戦合意を順守するよう圧力をかけることを
求めています。
2026年1月27日火曜日
ロシア軍について 正式名称は**ロシア連邦軍。 ロシア連邦の国防を担う正規軍で、旧ソ連軍を母体として1992年に再編されました
ロシア軍について 正式名称は**ロシア連邦軍。
ロシア連邦の国防を担う正規軍で、旧ソ連軍を母体として1992年に再編されました。
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**ロシア軍(ロシア連邦軍)**について、全体像がつかめるように分かりやすく解説します。
ロシア軍とは
正式名称は**ロシア連邦軍。
ロシア連邦の国防を担う正規軍で、旧ソ連軍を母体として1992年に再編されました。
世界有数の核戦力と兵力規模**を持つのが最大の特徴です。
基本データ(目安)
最高司令官:ロシア大統領
兵力:現役約100万人前後
核兵器:世界最大級の保有数
軍事ドクトリン:自国防衛+勢力圏維持を重視
主な軍種(4本柱)
① 陸軍(地上軍)
戦車・砲兵・機械化歩兵が中心
大量の装甲戦力と砲兵火力が強み
近年は無人機(ドローン)や電子戦も重視
② 海軍
原子力潜水艦を含む潜水艦戦力が中核
空母は少なく、潜水艦による抑止力を重視
北方艦隊(北極圏)など戦略的配置が特徴
③ 航空宇宙軍
戦闘機・爆撃機・防空ミサイルを統合
S-400などの防空システムは世界的に有名
宇宙領域(衛星・早期警戒)も管轄
④ 戦略ロケット軍
大陸間弾道ミサイル(ICBM)を運用
ロシア核抑止力の中枢
地上配備型ミサイルが主力
強みと課題
強み
核戦力による圧倒的抑止力
長距離ミサイル・防空能力
厳しい環境(寒冷地)での作戦経験
課題
兵站(補給)や装備の老朽化
人員練度のばらつき
経済制裁による装備更新の制約
現代のロシア軍の特徴
正規軍+民間軍事会社(PMC)の併用
情報戦・サイバー戦を重視
大規模戦より地域紛争型の軍事行動に適応中
🪖 ロシア軍の主力戦車
■ T-14 アルマータ
ロシア最先端の次世代戦車
特徴
無人砲塔(乗員3名は車体前方カプセルに搭乗)
125mm滑腔砲+自動装填
**アクティブ防護システム(APS)**搭載
思想
「被弾しない・死なない」戦車
現実
高価・整備難で量産は限定的
実戦投入はごく少数
👉 技術的には革新的だが、数で戦うロシア戦車ドクトリンとは相性が悪い
■ T-90M(プロルィーフ)
現実的な主力戦車の完成形
改良型T-90(T-72系の発展)
近代化された照準装置・装甲・通信
砲塔上に遠隔操作機銃
実戦投入数が多く、現在の主力
👉 高価なT-14より「使える戦車」として重宝
■ T-72B3
数で支える主力
ソ連時代のT-72を大規模改修
数が圧倒的(数千両規模)
弱点:弾薬配置の問題で被弾=誘爆の危険
👉 ロシア戦車=これ、というほどの象徴的存在
▶ ロシア戦車の共通思想
小型・低シルエット
自動装填装置(装填手不要)
「数と火力」で押す
西側戦車(レオパルト2・エイブラムス)より軽量
✈️ ロシア軍の戦闘機
■ Su-57
ロシア版ステルス戦闘機(第5世代)
ステルス+超機動
内部兵装搭載
エンジン・ステルス性能はF-22/F-35に劣るとされる
実戦投入は限定的
👉 「万能だが尖ってはいない」
■ Su-35S
最強クラスの第4.5世代戦闘機
ステルスなしだが
超機動(コブラ機動)
強力レーダー+長距離ミサイル
空戦能力は非常に高い
👉 実戦経験が豊富で、ロシア空軍の柱
■ Su-34
戦闘爆撃機(前線爆撃)
横並び複座(爆撃機的設計)
長距離侵攻・精密爆撃
対地攻撃の主力
👉 地上支援と戦略爆撃の中間的存在
🧠 ロシア航空機の思想
高機動性重視(ドッグファイト志向)
長距離ミサイルで「先に撃つ」
強力な防空網と連携して戦う前提
西側より「個機性能重視」
⚖️ 西側装備との比較(ざっくり)
分野 | ロシア | アメリカ/NATO |
戦車 | 小型・自動装填 | 重装甲・生存性重視 |
戦闘機 | 機動性・火力 | ステルス・情報優位 |
戦い方 | 数と火力 | 情報・連携 |
まとめ
ロシア装備は理論上は強力
ただし「補給・整備・運用」で差が出やすい
技術より運用能力が勝敗を左右
次はどうする?
🔍 ウクライナ戦争で実際どう使われたか
🆚 F-35・エイブラムスとのガチ比較
💣 ミサイル・防空兵器(S-400など)解説
気になる方向、選んでいいよ。
。
🛡 ロシアの防空兵器(Sシリーズ)
4
■ S-400 トリウームフ
世界最強クラスと称される長距離防空システム
迎撃対象:航空機・巡航ミサイル・弾道ミサイル
最大射程:約400km(ミサイル種類による)
特徴
多層レーダー(早期警戒+追尾)
複数目標を同時迎撃
機動展開可能(固定基地に依存しない)
👉 「近づく前に落とす」思想の象徴
■ S-300
S-400の前世代だが、今も現役
ソ連時代からの傑作
多数配備され、改良型が継続使用
ウクライナ戦争でも広く運用
👉 数と実績で支える防空の屋台骨
■ S-500 プロメテイ
次世代・対宇宙も視野に入れた防空
弾道ミサイル終末段階迎撃
低軌道衛星も理論上迎撃可能
実戦配備はまだ限定的
👉 戦略ミサイル防衛(BMD)寄りの存在
■ パーンツィリS1
防空システムを守る防空
短距離・近接防空
ドローン・巡航ミサイル迎撃
S-400陣地の護衛役
👉 「防空の防空」
🎯 ロシアの攻撃ミサイル
■ イスカンデル
戦術弾道ミサイルの切り札
射程:約500km
高速+不規則軌道で迎撃困難
通常弾頭/核弾頭対応
👉 前線司令部・防空拠点破壊用
■ カリブル
海から飛ぶ長距離巡航ミサイル
潜水艦・フリゲート艦から発射
射程1,500〜2,000km級
低空飛行で探知されにくい
👉 戦略攻撃の主力
■ キンジャール
極超音速ミサイル(誇示的存在)
マッハ10以上
MiG-31などから空中発射
実際の迎撃困難性には議論あり
👉 軍事+政治メッセージ性が強い
🧠 ロシアの防空・ミサイル思想
● 防空は「面」で守る
単体性能より多層防空ネットワーク
長距離(S-400)+中距離(S-300)+短距離(Pantsir)
● 攻撃は「迎撃困難」を狙う
高速・低空・変則軌道
防空を突破すること自体が目的
● 核抑止と通常戦力を融合
同じミサイルで核/通常両対応
エスカレーション管理を重視
⚖️ 西側との比較(要点)
分野 | ロシア | アメリカ/NATO |
防空 | 地上防空が最強 | 航空優勢で抑える |
ミサイル | 高速・迎撃困難 | 精度・情報連携 |
思想 | 領域拒否(A2/AD) | 制空権支配 |
まとめ
S-400はロシア軍の象徴的切り札
防空+ミサイルで「近づけさせない戦争」を狙う
ただし実戦では探知・運用・弾数が成否を左右
ロシア軍の最終奥義=核抑止の中枢なので、
① 全体の仕組み → ② ICBM → ③ 原潜(SLBM) → ④ 指揮統制の順で、噛み砕いて解説します
。
☢️ ロシア核戦力の全体像(核トライアド)
4
ロシアは「核トライアド」を採用しています。
ICBM(地上配備)
SLBM(原潜搭載)
戦略爆撃機(航空機)
👉 ポイントは
どれかが壊滅しても、必ず報復できる
これが核抑止の本質です。
🚀 ① ICBM(大陸間弾道ミサイル)の仕組み
運用主体
戦略ロケット軍
■ トーポリM
固定サイロ型/移動式
単弾頭
高い信頼性
■ ヤルス
現在の主力
複数弾頭(MIRV)
1発で複数都市を攻撃可能
ICBMの流れ(超要約)
発射(地上 or 移動式)
宇宙空間へ上昇
弾頭が分離
マッハ20超で再突入
迎撃ほぼ不可能
👉 発射から30分以内で地球の裏側に到達
なぜ移動式が重要?
森林・雪原・道路を移動
衛星でも位置特定が困難
先制攻撃でも潰しきれない
= 確実な報復保証
🚢 ② 原子力潜水艦(SSBN)の仕組み
■ ボレイ級原子力潜水艦
ロシア核抑止の切り札
常時数隻が海中に潜航
位置は国家機密
最も生存性が高い
■ ブラヴァ
ボレイ級搭載SLBM
複数弾頭
潜水艦から発射可能
SLBMの強み
発射地点が不明
海中から突然攻撃
迎撃準備が間に合わない
👉 「絶対に止められない核」
🧠 ③ ロシアの核運用思想
● 相互確証破壊(MAD)
撃てば必ず撃ち返される
勝者はいない
→ だから使われない
● エスカレーション管理
ロシアは「限定核使用」も理論上想定
小規模核で相手を止める発想
※実際に使えば破滅的リスク
🖥 ④ 発射命令システム
大統領 → 国防相 → 参謀総長
核の最終判断は大統領
専用通信システムで即時伝達
有名な自動報復構想
「ペリメトル(通称デッドハンド)」
指導部壊滅時も自動報復するという思想
実在性は部分的に確認レベル
👉 **“指導部を潰しても意味がない”**という恐怖を与える装置
⚖️ アメリカとの違い(簡潔)
分野 | ロシア | アメリカ |
主軸 | 地上ICBM+原潜 | 原潜中心 |
思想 | 領土防衛重視 | 世界展開 |
限定核 | 理論上想定 | 原則否定 |
まとめ(超重要)
ロシア核戦力は
「生き残ること」最優先ICBM=即応・圧倒的火力
原潜=絶対に潰せない報復
使うためでなく
使わせないための兵器
核ミサイルは迎撃できるのか?(現実)
「一部は迎撃できる」が、「完全防御は不可能」
これが2026年時点の現実です。
感情論やSFを抜きにして、物理・技術・運用の3点から説明します。
🚀 核ミサイル迎撃の基本構造
ICBM(大陸間弾道ミサイル)は3段階で飛びます。
上昇段階(ブースト)
中間段階(宇宙空間)
終末段階(再突入)
👉 迎撃できるかは「どの段階か」で決まる。
🧨 各段階での迎撃現実
① 上昇段階:理論上は可能、実際はほぼ無理
発射から3〜5分
ロケットが赤外線で丸見え
だが…
発射地点の近くに迎撃兵器が必要
敵領内 or 周辺国に常駐は現実的でない
👉 実戦ではほぼ迎撃不能
② 中間段階(宇宙):一部可能
弾頭が宇宙空間を飛行(20分前後)
迎撃兵器:
GBI(米国)
問題点:
**デコイ(囮)**をばら撒かれる
弾頭と風船の見分けが困難
MIRV(複数弾頭)で飽和攻撃
👉 数発なら対応可能、数十発は無理
③ 終末段階:ほぼ不可能
再突入速度:マッハ20以上
迎撃兵器:
THAAD
パトリオット
問題:
迎撃可能範囲が極小
1発でも漏れたら都市壊滅
👉 「点の防御」はできても「国の防御」は不可
🧠 なぜ完全迎撃は無理なのか
● 物理の壁
弾頭は小さく・速く・硬い
命中精度は「弾丸に弾丸を当てる」レベル
● 数の暴力(飽和攻撃)
1発のICBMに
弾頭 × 3〜10
デコイ × 数十
防空側は迎撃弾を何倍も消費
👉 コストと弾数で必ず負ける
● ロシアの突破手段
アヴァンガルド
→ 変則軌道・極超音速MIRV(複数弾頭)
デコイ・ジャミング
👉 迎撃網を前提に作られている
⚖️ 米露双方の「本音」
アメリカ
ミサイル防衛は
「限定攻撃(数発)」対策北朝鮮・イラン想定
ロシア全面攻撃は想定外
ロシア
「迎撃される前提」で設計
だから:
数を撃つ
変則軌道
原潜からも撃つ
👉 相互確証破壊(MAD)は今も成立
❓じゃあミサイル防衛は意味ない?
意味はある。かなり。
誤射・事故への保険
少数国家の抑止
相手の攻撃計画を複雑化
政治的・心理的抑止
ただし👇
「核戦争に勝つ」ための盾ではない
✅ まとめ(現実チェック)
❌ 核ミサイルを完全に防ぐ → 不可能
⚠️ 一部迎撃 → 可能
💣 1発でも漏れたら → 国家的致命傷
🔒 だからこそ核は「使えない兵器」
注目
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